活動趣旨・運営団体

NPO法人 教育支援協会について紹介しています。

活動趣旨

2002年から始まった学校教育5日制とは言い換えれば「地域社会での学習2日制の始まり」とも言えます。地域の教育力が期待されるかと思われていましたが、世間では「子ども達の学力が低下している」という根拠もない情緒的な批判から「公立学校でも土曜に授業をやるべきだ」との声が強くなってきました。本当に授業を増やすことが子ども達にとって良いことなのでしょうか?せっかく期待された地域社会の教育力としては、社会の動向や教育環境をめぐる現状などをふまえつつ、子ども達が社会を生き抜くために必要な力を身につけていけるよう、学校・家庭・地域が連携協力しながら社会総がかりで教育に取り組むことなのではないでしょうか。

確かに、土曜日に「空白の時間」を過ごしている子ども達はたくさんいます。
同様に、時間を持て余している大人もいます。また、その時間を地域のために、子ども達のために使いたい大人もいます。ただ、その使い方が分からずにどうしたら良いのか困っている大人もいます。
この「土曜学習指導者用教材」はそんな人達に活用してもらえるよう、子どもとの関わり方、子どもが興味を持つこと、子どもと関わるツールを一つにまとめました。

ぜひ、この教材を活用いただき私たち市民の力で「空白の時間」を過ごしている日本の子ども達のために「実りある豊かな経験や時間」を作り出していきましょう。

運営団体について

本協会は地域・家庭の自助努力を助長し、地域・家庭の教育力回復のために、教育関係諸団体が協力して、目的達成のために必要な教育資源の開発・研究に取り組み、その成果をもって社会の改革を推進することを本旨として設立する。

また、本協会は単に日本国内の地域・家庭における子弟の教育支援にとどまらず、世界中の教育支援を必要とする子どもたちへの支援活動を行うために、世界中の教育者及び教育関連団体と協力し、そのネットワークの一翼を担うことを設立の趣旨とする。

このため、日本国内及び海外における教育関係者・教育関連団体及び企業等の広汎な「私」の大同団結をはかり、「官」とも提携し、もって真に「公」的な教育支援活動を行い、世界における教育改革に向けた教育関係者・教育関連団体の教育活動の研究と事業開発の礎となる活動を行うことを趣旨として設立する。
2014年には土曜学習推進のために「土曜学習推進全国協議会」を発足させ社会教育の活動を活性化し、市民が自分たちで社会を担っていくという社会の在り方を提案する。

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